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国際交流に関する情報
【2011年4月9日】
留学生支援で感じたこと
孫 国鳳
 4月11日で2011年3月11日の東日本大震災から一カ月が経ちます。
公益財団法人 大学セミナーハウス留学生会館に在住の留学生の皆様は落ち着いて、大学に通うようになりました。
本館前のしだれ桜が満開になり、会館前の八重桜が咲き始めている今ごろ、留学生の方々は震災当日の恐ろしさを忘れ、自分の進むべき道を歩き始めたが、時々地震の悪夢を見る留学生、また空気中の放射線物質に気にする留学生もいる。「それはそうだ、未曾有の大地震で、しかも東電原発問題も伴っているのだから」。

A:われわれは将来帰国したら、日本に留学したことを言わない方がいいよ。
B:なぜなんだ?
A:結婚相手に逃げられるから。との留学生同士の対話を聞いた。ここに日本国内で報道されていない国際社会の日本に対する見方、原発という問題の重大さを感じた。単なる地震だけでしたらば、今は人々が復興に励んで頑張れるのに、原発問題があると、人々にある種の無力感と怒りが生まれ、どうしようもなくなってしまうのが今の現状ではないかと思う。そのなかで留学生たちが偉いと思った。
 
 地震の後、原発問題が浮上した頃、即時帰国や大阪避難の留学生もいた。私としては事情を説明できない立場にいるので、皆さんの一時帰国や避難を勧めていたが、今年新規入居の留学生(中国からの留学生)は「日本が良い時に僕はやってきた。今日本が困っている時だから、僕は帰国しない」と言ってくれたこと、忘れ難い言葉だ。中国からの留学生のほとんどは一人っ子です。親の涙ながらの再三の帰国命令に従わず、ほとんどの方が会館で過ごしてきた。中には困ったバイト先を助け毎日出かけて働いた方もいた。留学生支援という立場にいる我々であるが、逆に留学生に支援されている感さえあった。
 
 公益財団法人 大学セミナーハウス留学生会館は2005年4月に、大学セミナーハウス開館40周年を期に構内の一角に建設し、それまでの大学間交流事業を更に一歩進め、留学生に宿舎を提供しながら国際交流を深めようとするもので、留学生の皆様に東京にいながら、日本の精神文化の核である「四季」の移り変わりを体感し、日本の「自然」と日本人の「こころ」を知って頂こうとの方針に基づいたものだ。なお、本会館は4年間にわたる募金活動(募金委員長は中嶋嶺雄・国際教養大学学長、前東京外国語大学学長)による浄財と日本学生支援機構(旧日本国際教育協会)の平成16年度留学生宿舎建設奨励金と当ハウスの自己資金によって建設することができた。多くの方々のご支援によってスタートし、運営されている国際交流事業だ。開館して6年目になり、世界からそして、国公私立大学からの留学生にご利用を頂いてきた。
 
しかし、法人としての国際交流事業とはいっても留学生にとっては単なる学生寮だ。学生寮としての留学生支援とは、安全・安心して住める環境を整くこと以外に、各種のサポートを心懸けることも大事だと考え、勉学や生活上のお悩みのご相談はもちろん、近所の八王子市民の応援を得、日本語の個別指導、茶道のご体験等各種のサポートをしている。
 
グローバル時代において、国という壁を越えた交流は欠かせなくなり、近隣国との関係を良くしようと思わなくても敵に回す必要もまったくない。「困ったらお互い様」という考えは日本人だけのものではないことを忘れずに、この未曾有の国難を一緒に乗り越えよう。今後も留学生支援の立場で多くの留学生のご来館を待っている。

【2011年3月15日】
(2011年3月11日の大地震の後、海外からたくさんの励ましのメッセージをいただきました)

ご心配、ありがとう

3月11日に地震が発生当日から中国、韓国から多数の電話やメールを頂きました。留学生会館のこと、大学セミナーハウスのこと、私のことを心配してくださり、ありがとうございます。皆さまの暖かいお言葉にとても感激しております。八王子は震源地ではありませんので、大丈夫です。ご安心してください。
震源地の皆さまのことを思うたびに涙が止まらなく、心痛む日が続いています。いま日本の関係機関、政府等は全力で対応している毎日ですので、留学生会館に在住している留学生の方々を含め、私たちとしては自分自身の健康に留意し、自分のなすべきことをしていこうと考えます。
皆さまはご帰国されても、大学セミナーハウス留学生会館のことを覚えてくださり、心より感謝の意を表したいと思います。今後大学セミナーハウスとして、なお一層の国際交流に貢献していこうと考えます。
今後もどうぞよろしくお願いいたします
                                                    大学セミナーハウス留学生会館担当 孫 国鳳

【2010年2月6日】
留学生へのサポート各種
 大学セミナーハウス留学生会館在住の皆様に日本の四季を楽しみながら安心で充実な留学生生活を送ってくださいますよう、留学生の強い味方として各種のサポートをさせていただいております。勉学や生活上のお悩みのご相談はもちろん、近所の八王子市民の応援を得、日本語の個別指導、茶道のご体験等各種のサポートをしております。
◆各種のご相談
留学生会館担当のスタッフは留学生の日常生活や勉学上のお悩みを真摯に聞き、解決方法を一緒に考えます。
◆日本語の個別指導
 松村孝一先生は、留学生会館開館の2005年よりボランティアで留学生の皆様に日本語を教えてくださってきました。大学セミナーハウス留学生会館に在住でご要望があれば、先生の個別指導をうけることができます。
日本語の授業が終わり、キャンパスで散歩している先生(左から3番目)と留学生(2010.1.24)
帰国する前に松村孝一先生と記念撮影(留学生会館前/2010.1.24)
◆茶道や着物の着付けの体験
 表千家の渡辺禮子先生の指導を受けられます。茶道のほかに着物の着付けも体験できます。(要予約)
茶道の体験
着物を着てみる(可愛い!)
◆日本語文章や論文を読む力向上のサポート
 ご要望があれば、論文を書くための資料を説明できる日本人サポーターを紹介します。
◆ハウス主催セミナーへのご参加
異文化や時事問題等を主題とする学生セミナーは、年に2回大学セミナーハウスセミナー事業として開催いたします。会館在住の留学生は無料で自由に参加できます。1泊2日のセミナーで、全国から来られた大学生と交流ができ、各分野での第一人者の先生にお話も伺うことができます。また、大学セミナーハウス主催の「留学生論文コンクール」へのご応募を歓迎いたします。
2009年度第36回国際学生セミナー国際交流基金理事長小倉和夫先生の特別講演(2009.11.28)
2009年度第3回国際教養セミナー東京大学教授久保文明先生の基調講演(2009.11.14)
学生セミナー懇親会模様(2009.11.28
【2009年1月】
 2009年元旦、佐藤東洋士理事長のご招待で伊豆高原の桜美林クラブですごしました。桜美林クラブは桜美林大学に所属する研修施設です。シャボテン公園のすぐそばにあり、部屋からは海を挟んだ伊豆大島が見えます。 大晦日の夜はおいしい料理を食べながら、各国の新年の過ごし方をそれぞれの国からきた留学生より紹介されました。 除夜の鐘を鳴らした後、佐藤理事長より留学生の皆様に御年玉を配られました。日本のお正月を初めて体験した留学生もおり、みんな大喜びで大変貴重な体験を致しました。 1日の早朝、皆さんは大室山に登り、初日の出を見ました。
留学生会館の留学生と佐藤東洋士理事長
伊豆高原の桜美林クラブにて
皆でお餅を作って食べる(桜美林クラブ中庭)
大室山山頂から見た2009年の初日の出 桜美林クラブ(赤い屋根の建物)はどなたでも利用できます。